越境学習とプロボノについて

今回のテーマは「越境学習とプロボノについて」です。
私自身、このテーマで勉強させていただく機会がありましたので、その時のメモをここに残しておきたいと思います。
越境学習とは
「ホーム(現職・慣れ親しんだ場所)」と「アウェイ(新しい環境・越境先)」を行き来することで、新しい学びや「自分らしさ」を見つけること。セミナーなどに参加してみることも越境学習のひとつです。
プロボノとは
社会的・公共的な目的のために、自分が持つ職業上のスキルや経験を活かして取り組む社会貢献活動(ボランティアの一種)で、ラテン語の「Pro bono publico(公共善のために)」が語源となっています。
単なる労力提供のボランティアとは異なり、「自分の専門性(強み)を活かす」という点が最大の特徴です。
越境学習やプロボノに取り組むメリット
特にシニア世代は これまで「会社」に自身のキャリアを預けてきた世代(「就社世代」)といえます。
この世代にとって、越境学習やプロボノは「キャリアの幅を広げる(キャリアのドメインを増やす)」ための非常に有効なステップといえると思います。具体的には次のようなメリットがあげられると思います。
「アイデンティティ」の再確立
会社の看板を外した「一人の人間」として何ができるかを試すことで、自分の本当の強みや弱みが明確になります。
キャリアの自律
会社に依存しないキャリアを築くための「経験の引き出し」が増え、視野が広がります。
サードプレイス(第3の場)の獲得
家庭でも職場でもないサードプレイスができることで、精神的な充実感や、社内では絶対に出会えない社外の仲間・ネットワークが得られます。
ポータブルスキルの汎用化・強化とカルチャースキルの多層化
新しい環境に身を置く越境学習やプロボノをおこなうことで、個人のキャリア自律において非常に重要になってきているポータブルスキル(※業種や職種、会社が変わっても普遍的に通用する汎用性の高い能力のこと。厚生労働省の定義では、大きく「仕事の進め方」と「人との関わり方」の2つに分類される)の汎用化並びに強化、カルチャースキル(※新しい環境に素早く馴染んで成果を出すための適応能力)の汎用化、多層化が進みます。
『弱い紐帯の強み』
マーク・グラノヴェッター氏の理論
この理論の核心は、「新しくて価値のある情報は、家族や職場の同僚(強い紐帯)よりも、たまに会う知り合いや他業界の人(弱い紐帯)からもたらされることが多い」という点にあります。
越境学習で出会う社外のコミュニティこそが、今後のキャリアのブレイクスルーになるといえます。


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